選び方の次は、食べ方の注意点を見ていきましょう! やってはいけない食べ方は、たった1つ。それは「
食事をヨーグルトだけにすること」です。たとえば、朝食はヨーグルトだけ、昼食はヨーグルトだけ、など。

もちろん病気などで「どうしても食欲がない時」もあるでしょうし、「たまに時間がなくてヨーグルトだけになる」のは仕方ないですが、それが続くのはあまりおすすめできません。
なぜなら
「栄養不足になったり」「血糖値が乱れる」可能性が高いから!
ヨーグルトには、タンパク質やカルシウムは適量が含まれていますが、もちろん完全栄養食ではありません。また、朝食をヨーグルトだけで済ませると血糖値がほとんど上がらないので、昼食で一気に上がってしまう可能性もあります。
ヨーグルトだけではなく、バナナやキウイを入れたりなど、何か1つ追加できると良いかもしれません。
最後は、ヨーグルトの効果を引き出す食べ方をご紹介しますね。ぜひ、以下の3つを意識してみてください!
・1回の目安量は150gほど
・夜にきな粉を入れて食べる
・食前に食べるのもアリ
「夜にきな粉を入れて食べる」かなり具体的ですが、理由は、カルシウムの吸収率が一気に良くなるから!
上述の通り、ヨーグルトの特徴の1つは「カルシウム」が豊富なところです。しかし、いくら豊富とはいえ、カルシウムの吸収率は20〜40%程度と低め。年齢を重ねると、さらに低くなると考えられています。
そんな時、日本大学などが行った研究では、朝よりも夜にカルシウムを摂取した方が吸収率が高かったのです(※2)! また、きな粉に豊富なオリゴ糖も、カルシウムの吸収率を高めるため、相乗効果が期待できますよ!