美女芸人が“脱ぐ”時代!写真集バブルの裏側と次に爆売れするのは?
お笑いトリオ・3時のヒロインの福田麻貴が、自身初となるデジタル写真集『3時のヒロイン福田麻貴デジタル写真集 Radiant Beauty』(主婦と生活社)を4月25日に発売した。
もともと、アイドルグループ「つぼみ(現・つぼみ大革命)」で活躍した実績のある美人芸人だけに、クオリティの高い写真集に仕上がっている。
女性芸人の写真集といえば、お笑いコンビ・にゃんこスターのアンゴラ村長のデジタル写真集『151センチ、48キロ』(講談社)が記憶に新しいところだ。昨年5月16日に発売された同作は、ランジェリー姿にも挑戦し、1万ダウンロードを超えるというデジタル写真集としては異例のヒットを記録している。
また、ここ数年では写真集を発売する女性芸人が増えており、ぱーてぃーちゃんの信子が写真集『抱いて…』(集英社)、リンダカラー∞のりなぴっぴが写真集『Conceptual Infinity』(主婦と生活社)を発売している。
親子お笑いコンビ・完熟フレッシュの池田レイラは、昨年に写真集『進化する完熟フレッシュな水着~prologue~』(集英社)を発売した後、主にグラビアタレントとして活躍する動きを見せている。これまでになく、女性芸人が「脱ぐ」仕事をする機会が増加しているのだ。
では、なぜ女性芸人の写真集がこんなにも増えているのだろうか?
ひとつには、写真集が気軽に出版できるようになったことが関係しているだろう。各芸人が発売するのはどれもデジタル写真集であり、紙の写真集より安価に制作できる。
また、上記の芸人たちの写真集はどれも確認した限りでは、大がかりなロケをしていないものばかり。それが良いか悪いかという意味ではないが、デジタルで出版していることも踏まえ、かなりコストを抑えて制作されていることが予想される。
出版社としては、紙の写真集と違い在庫を抱える必要がなく、リスクを最小限に抑えた制作が可能だ。アンゴラ村長のように売れれば利益は多く、失敗しても痛手はそれほど大きくない構図になっているため、気軽に女性芸人の写真集を出版することができるのだ。
さらに、かつてないほど女性芸人の写真集が短期間で販売されているとはいえ、挑戦している芸人の数はまだ少ない。今回の福田の写真集も大きな話題となり、ネットニュースを中心にさまざまなメディアがその発売を報じている。